オーラス
はじめに。あるひとりの安田担のヒトリゴトです。気付いたら4日もたっていました。
それぞれの感じ方があるのだから誰が悪いとか誰が悪くないとかそういう話はしたくない。ただ私がエイトの事を好きだと言うだけの話です。
17日、はじめて行くアルファベット席に座ってop前のアメコミ風注意映像が流れるのを待っていた。
いつも開演5分前に流れるのでそれが終わったらコールをしようと思っていた人が大半だったと思う。しかし5分前になっても映像は流れずただ遅れてるのかと思っていた。みんなおかしいと思いながらも時間だからか映像がはじまらなくてもエイトコールをしている人もちらほらいた。
流石に遅くないか、と思い始めたのは16時をちょうどまわった頃だった。
すると前触れもなくステージに人が立った。
私はそれがエイトだと思いたくなかったのか人数を数えることもしなかった。
大倉くんがいないと泣き崩れる友人を見て背筋が寒くなった。
脱退、解散、もしくは･･･だなんて思ってしまった。仕方ない、ジャニオタは過敏なんだ。
村上くんが今日は大倉くんが病気で出られなくなりました。と言った時、ほっとしたし、あぁ今日は中止かな。と思った。
実は昨年末、妹が楽しみにしていた防彈少年團というKpopグループの最終公演がメンバー2人の不調で中止になっていたからだ。
姉妹でそうそうないであろうメンバーの不調で中止とはなんとタイムリーで運が悪いんだと。
しかしその予想は打ち砕かれた。6人でやってもいいと言うのならやると言うのだ。
私は少し理解が出来なかった。
今思えばラスト1公演。ドームを使うとなるとやっぱり費用もかかるしコンサートは元から赤字覚悟なのだからやれるのならやれだったのか、大倉くんが1人で責任を背負わないようになのか、1公演だけだから頑張れるのか、もしくはそれ全てを含めてやろうと思ったのか、私達にはわからない。けれどやる事は決まったので楽しませるよ！頑張るよ！とはけて行ったメンバーを楽しもうと決めて見送った。
本当に異様な光景だった。すすり泣く声があちこちから聞こえた。
これが大阪ツアー2日目とかだったらきっと中止になっていたんじゃないかと思う。
わからないけれど。Show must go onな事務所だから。
今までも他のグループではグループ名書いてても1人居なかったりと言うことが普通にあった。私はまさかエイトがなる事は無いだろうと思っていた。
そういう事がおきていたのはデビューしたばかりのグループだったからである。
掲示だけでなく本人達が出てきて言ってくれた事は本当に嬉しかった。中止になりましたと決めてしまう事もできた。黒い服を着たスタッフが口頭で言うことも可能だった。
それなのにきちんとどうするかと聞いてくれた。メンバーが出てきてしまえばやらないで！なんて言う人は居ないだろうなと思うけれど。
これが正解だったのかなんてわからないし、どれが正解かわからないけど(別日に再演が望ましいだろうけれど会場はシーズン始まると考えれば難しい)今回はこれが最善の選択だったんだと信じている。
OP映像。もちろん出られなくなるなんて誰も思っていないから画面には大倉くんが映っている。
そしてゲートから入って裏まで歩いていく姿になぜか緑色があって、横山くんが大倉くんの衣装を着ていた。全員で盛り上がるぞ！とファンを円陣に入れてくれた。
キングオブ男で1人空いた空白。ヤスヒナ2人のCメロ。愛する大倉の為だけ、愛する大倉の夢と替え歌するすばるくんも亮ちゃんにも泣きそうだった。
大倉くんのうちわをお腹に挿したまま踊る安くんや、みんなずっとうちわをふりまわしていた。
バンドにいく前、煽る雛ちゃんに手首のきかない上に全然音もならないのに横山くんがドラムセットにすわってみたり。
でも始まって足りないドラム。ムービングで動いているから空白のドラムが物凄くよく見える。
後ろでサポートの人が叩いているんだけど控えめで聞きなれたシンバルの音もしない。
明らかに音が足りなかった。
言ったじゃないかのセリフ部分
す 元気が出るliveって言ったじゃないか
村 腸閉塞にはならないって！
横 昨日は元気だったじゃないか！
錦 いっぱい食べたら詰まるよって！
丸 言わんこっちゃなーい！
即興だよね？と聞きたくなるほど天才すぎたのでこれは笑わせていただきました。
キャンジャニちゃんには毒を吐く倉子が必要だって事がよくわかった。
丸子は挙動不審だし、安子は負担が大きすぎて二重人格になるし。おかげで村子タイムがいつも以上の間のとり方だった。
夏の恋人ではサポートに横雛がまわっててとても新鮮な感じがした。
MCもずっと大倉の話。しかも通常10分以上は喋っているであろう所がほとんど話さず、番宣までしていたにも関わらず毎公演待たされていた次のユニットのタコヤキオールスターズの方たちが出てきておらずひなすば2人でちょこっとMC。
my store ~ 可能性を秘めた男達 ~では影が3人。
一瞬まさか！と思ったものの小さい。
すばるくんが体格差があり過ぎてダボッダボの大倉くんの緑の衣装を着ていたのだ。
全員でやっている時は他の人が何となく何をしているか知っているけれどユニットは知らないだろう、位置も何もわからない状態で出ているから山田が指示を出していた。
安田くんの指示の出し方がとても自然で、先生が幼稚園の子に次ジャンプするよー！それじゃーんぷ！っていうような具合。
KINGではけられず全員残って帽子叩き落としたりと自由だし、いつもガシガシ踊ってた安くんがめっちゃちびっ子みたいに踊ってたのはめちゃくちゃかわいかった。
最後の挨拶のすばるくん。
堪えきれずに涙を溢しながら･･･ごめんな。
って言うところに本音が出ていて泣いた。
あと口下手だからなんか誤解をうみそうな事も言っていたけど私は都合のいいように取っています。
アンコールでの元気が出るsongで自らがかいた歌詞をお前のことやったんかといじられていた。本当に壮大なコントに自らオチをつけていて大倉くんすごい。ずっと一緒ってうちわに1人ずつ言っていくの見て涙腺決壊。もうずっとこの人たちについて行きたいと思った。
丸ちゃんの替え歌通りいつかこの公演を笑いながら見て欲しい。
こうして幕を閉じた、元気が出るliveツアー。
ＤＶＤはどうするんだよとかいろいろ思う所もあるけど、これもらしいと言うかなんというか。
ところで冒頭で話した中止で返金の決まった妹にイヤミのようにメンバー出てきてくれてやるか決めてくれる関ジャニ方式が良かったなぁ。(どうやら人気メンバーが出れないわけじゃなく、妹にとっては居なくてもいいと思っているようだった。)
だって大倉なんておらんくたって成り立つやろ。
って言われて泣きそうになった。
確かにすばるくんが居ないとなるともしかすると公演は無かったかもしれない。
しかし大倉くんが居なくても大丈夫だったかと言われたら全くそんな事は無い。関ジャニ∞のドラムは大倉くんしか居ないし、笑い声だって足りない。ツアーとしてはやりきったけど成立ってはいないと思う。
少しお通夜みたいな所もあったが、大倉くんの体は無くても7人で公演しようとしていたし、お客さんであるファンを楽しませようとしてくれた。きっとメンバーはいつも以上の緊張感と責任感でしんどかっただろう。
何よりエイト自身が大倉くんを求めていたように感じた。
自分自身は本当に楽しかったと心から思っているし、入れて良かったとも思っている。
だけどもう誰かが居ない公演は出来ることなら見たくない。
自傷行為にも似たあの空気は忘れない。
ジャニーズWebのレンジャーも上がってましたね。過去は振り返らない男、カッコいいよ！健康のために出来ることはしてくれたらいいと思うけど無理は望んでないからそこだけはよろしくね。
もやもやの残る部分とエイトの好きなところと見れて複雑な気持ちは残るけれど、やっぱり関ジャニ∞は最高で最強です。
